2022年09月18日

洪水を防ぐカリフォルニアの河川計画その2 ー晴れた日の様子ー

皆さま、こんにちは!

本日は、9月15日のブログの続編になります。

9月15日のブログ“河川計画その1”はこちら
 ↓
https://kawami.hida-ch.com/e1202451.html

青空のイメージが強いアメリカ西海岸カリフォルニア
のナパバレー。

ところが、アメリカ政府機関の記録を見ると、
昭和36年から平成9年までに19回の大洪水が起こり、
住宅地の損害額だけでも合計542億ドルとのこと。

1940年代、日本で言うと昭和初期頃から洪水対策が
求められてきました。

長年の話し合いの末に決断されたプロジェクトは、
単に洪水から身を守るという防災面だけでなく、
経済界、観光業界、地元議員や住民の声を集め、
自然のありのままの姿を活かし、"Living River"
(生きた川)という概念を大切にした取り組みです。

私もこのことはナパに住んで初めて知り、とても
斬新なアイデアに驚きました。

施工されたのはナパのダウンタウン。

周りは図書館、ホテル、レストラン、地元の洋服店
などが軒を並べる街の中心部です。

洪水を防ぐカリフォルニアの河川計画その2 ー晴れた日の様子ー

↑ 晴れた日に愛犬を連れて。

上の写真の右側に、その中心街が広がっています。

前回の「その1」のブログで掲載したレストランの
写真も、この川の右に位置します。

洪水を防ぐカリフォルニアの河川計画その2 ー晴れた日の様子ー

↑ 上の写真の反対側を写しています。😉

次回の「その3」でご紹介するゲートは、この橋の更に
向こうの位置になります。

雨のない時期はバイパスとして活用され、散歩や
ジョギング、子供連れの親子も多く。🚴‍♀️

少し小さいですが、遠くに歩く人や駐車されている
車がご覧いただけますでしょうか?🚙

休日には野外テントが張られ、町のイベント会場
となり、レクリエーション広場として賑わうこともあり。

ナパ市街地の景観もしっかりと保ち、地元の人から
観光客まで、皆が楽しめる配慮が行き届いています。

広々と開放感があり、街も含めて大好きな空間でした。

晴天の時期の模様をお伝えできたところで、次回は
いよいよ雨の日の様子をご紹介できたらと思います。

今日も素敵な1日を!
Have a great day!🍷

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Posted by こんにちは!かわみさちこです♪  at 06:33 │Comments(2)

この記事へのコメント
こんにちは。景観を大切にしつつも洪水対策を行うとはなかなかのアイデアの結晶ですね。高山もヒントに出来そうなことがあれば取り入れてもらいたいものです。サンフランシスコ近郊の海岸は本当にきれいですよね。個人的な意見ですが、カーメルの海岸は岩場や松の木もあって、どこか日本的で好きな海岸です。
Posted by HAL104 at 2022年09月18日 17:56
のどかで穏やかな空気が感じられます…いいなぁ~。
次回、楽しみ!
Posted by 羊 at 2022年09月18日 23:21
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    コメント(2)