こんにちは！かわみさちこです☆

皆さま、こんにちは！

インターネットのお陰で、世界中にネットワークが
拡がり、私も長年海外で勤務していた頃に
途切れず繋がれた同僚や友人は
今でも大切な存在です。

当時、アジア方面にいた同僚の話ですが、
アジアのある国から初めて高山を訪れた方が
何よりも感激したのは、空気の新鮮さだったとのこと。

「この空気を、お土産に持って帰りたい!」
と言われたそうです。

空気なんて目に見えず、その価値も有難みも
薄れそうになりますが、見方によっては
これが何より素晴らしい財産とも言えるようです。

私も、カザフスタンへ出張した時に言われた言葉を
思い出しました。



↑ カザフスタンで生まれて初めて拝観したモスク。
　頭を覆うのがマナーとのことで、スカーフを
　巻きました。

郊外のある町にて、
現地の方との午前の部の交流会が終わり—

お昼もいただいた後、午後の部まで少し時間が
あったので、散歩しようと思いました。

「ちょっと外の空気を吸ってきます。」

と、日本語でありふれたセリフをロシア語で言うと、
現地の方にびっくりされたのです。

「あなた、外で一体どんな空気を吸うって言うの？！」
と真剣な表情で聞き返してきます。

聞くと、その町は工場からの煤煙が年々ひどくなり、
それが原因で気管支系の病人が異常に多いとのこと・・・。

それを知りながら、安価な物件が魅力でそこに住み、
また経済的に移住するという選択肢がない
住民が多いとのことでした。

その方は、故郷のその町から離れたくない
という思いを複雑に抱えながら、
健康も気にされていました。

あれから環境が改善されていることを願っています・・・。

結局、ちゃんとした空気を吸いに行こう、と
翌日、みんなで車で出かけ、自然豊かな場所を
案内して下さいました。



↑ 古代遺跡巡り。巨大な足跡だそうです。
　カザフスタンでも、古代人が自然崇拝をしていた
　跡が残っていました。



↑ 遠くに見えるのは山ではなく、ピラミッド！
　こんな所にもピラミッドがあるのが不思議でした。

　広大な平地は、小学校で習った、お隣モンゴルが
　舞台の「スーホの白い馬」を思い出す光景でした。

今はコロナ禍でマスク越しですが、時には
大自然の中の誰もいない所で深呼吸をして、
この貴重な空気をしっかりと味わいたいですね！

今日も素敵な1日を！
Have a great day!