「食の安全を守る人々」に参加して ーその3ー
皆さま、こんにちは!
「食の安全を守る人々」のイベントに関しての
最終回のブログとなりました。
今回、映像を解説くださったのは、
給食ネットワーク岐阜代表の服部晃氏。
上映会が終わり、一つ質問を伺いました。
それは、私がヨーロッパやアメリカで
通ったスーパーには、オーガニック商品が
大量に陳列され、食品から日用品まで
品数が豊富だったこと。
ところが、昨年帰国してみると、日本のスーパー
ではまだまだ有機の食品は乏しく、国内、高山で
このような欧米での取り組みが推進されない
でしょうか、と。
↑ アメリカで友人が来るとよく作っていた
チーズフォンデュ。
パンも野菜もチーズもオーガニックが
簡単に手に入りました。
服部氏は、今は輸入規制や円安で化学肥料が
手に入りにくくなっているため、農業の
形態が変わるのも時間の問題とのこと。
そう遠くはない将来に、いずれ有機栽培が
見直されると予想されるが、急に全てを
オーガニックというわけにいかない。
まず子供たちを守るために給食を変え、
農薬で見直しすべきものを絞って変えていく。
などと、希望に溢れるお答えを
いただきました。
1日目でコメントいただいた、だいせいさんが
仰る通り、大規模に農業を営む方には、
除草や除虫も大変な作業です。
使用量、散布の仕方、時期を工夫し、適切に
使用することも大切なのですね!
また、他の方が仰る通り、私たちの身近に有機食品が
あるには、価格設定も大切な課題。
その為には、やはり生産量を増やすことも必要になる
と考えられます。
今回、参加者の方とも数人お話ができたのですが、
中には、高山で20年以上農薬を使わず栽培されてきた
方もいらっしゃいました。
様々な面で有機栽培に対するもどかしさを感じながら
それでも願いを保ち、継続してこられたとのこと。
素晴らしい方がいらっしゃいますね!
是非お店に伺ってみたいと思っています。
今日も素敵な1日を!
Have a great day!